沖縄県民や国民が、辺野古新基地建設反対の民意を示し続けているにもかかわらず、防衛局は工事を強行してきました。しかし、大浦湾に軟弱地盤が見つかり、世界でも例のない地盤改良工事が必要となりました。沖縄防衛局は玉城デニー知事から工事の承認を得るために、法律に基づき「設計変更承認申請書」をコロナ禍の4月21日に沖縄県へ提出しました。
軟弱地盤に加えて活断層の疑いや環境への悪影響など、地質や環境学の専門家が実現への懸念点を指摘しています。地質の専門家からなる辺野古調査団は、震度1以上の地震で「大浦湾の護岸は施工中ならびに完成時に崩壊する可能性が高い」とまで指摘しています。
沖縄県は、9月8日(火)~9月28日(月)の期間で、「設計変更承認申請書」を告示・縦覧します。縦覧期間中、利害関係人は玉城デニー知事宛に意見書を提出できます。「利害関係人とは、自らが利害関係人と思う人」で、沖縄県民に限らず誰でも意見書を提出できます。玉城デニー知事はこうした意見書なども参考にして最終的に承認・不承認の判断をします。玉城デニー知事が「不承認」とすれば地盤改良工事はできません。
玉城デニー知事宛に「変更承認申請書」の問題点を「意見書」で指摘し、辺野古新基地建設に反対する圧倒的な声を県内・全国各地から届けましょう。
沖縄県は、9月8日(火)~9月28日(月)の期間で、「設計変更承認申請書」を告示・縦覧します。
縦覧期間中、利害関係人は玉城デニー知事宛に意見書を提出できます。「利害関係者」とは「自らが利害関係人と思う人」(『公有水面埋立実務ハンドブック』建設省)のことです。辺野古新基地には、沖縄県の試算で2兆5,500億円以上の莫大な予算がかかります。それは全て私たちの税金です。国民は誰でも「利害関係人」として意見書が提出できるのです。
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意見書に記入をお願いします。
記入例はこちら3
〒900-8570 那覇市泉崎1-2-2
Tel:098-866-2410 FAX:098-860-3164
mail:umetateiken@pref.okinawa.lg.jp
〒905-0015 名護市大南1-13-1
Tel:0980-53-1780
※意見や理由の内容は自由です!※
【例】
1)私たちのが受け継いできた素晴らしい自然を子孫に渡したい。
2)沖縄に海兵隊をおく必然性はない。
3)今や沖縄県全体の基地関連収入はわずか4.9%にしかすぎません。基地は沖縄の経済発展の最大の阻害要因です。。
※ご注意ください※
意見書を提出できる期間
2020年9月8日(火)~2020年9月28日(月)(消印有効)
※この間に県に持参もしくは郵送してください(締切日の消印があれば有効です)。
また、私たちにお渡しいただければ、私たちが皆さんに代わって県に意見書を提出します。
共同代表 | 稲嶺 進 高里 鈴代 親川 盛一 照屋 義実 金城 徹 大城 紀夫 |
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事務局長 | 福元 勇司 |
事務局員 | 延山由紀子 |
連絡先 | 〒900-0021那覇市泉崎2-105-18 官公労共済会館B1 Tel:098-894-6407 Fax:098-894-6417 E-mail:all.okinawakaigi@gmail.com |