2月12日、総がかり行動実行委員会が参議院会館で防衛省要請と公開質問、院内集会を行い「70m以深の軟弱地盤データ存在を追及」しました。
2月12日、総がかり行動実行委員会が参議院会館で防衛省要請と公開質問、院内集会を行い「70m以深の軟弱地盤データ存在を追及」しました。
政府はこれまで、国会答弁やマスコミの情報公開などでそのデータの存在を否定していましたが、防衛省が昨年3月、国会に提出した約1万ページ近くの地盤調査報告書の統計資料に調査結果が含まれていました。
そのデータは想定強度の3分の1で防衛省が示す地盤強度を大きく下回ることが判明しました。政府が「70mより深い地盤は非常に固い」としてきた根拠が根底から崩れる調査結果に、地質学や土木工学の専門家らは地盤調査のやり直しを求めています。
また、完成後も滑走路が不同沈下する恐れがあるため、米軍が定める飛行場の基準を満たしておらず、莫大な税金を投入してまで、欠陥基地を造る理由は何一つ見あたりません。
政府は「辺野古が唯一」と繰り返してきたきましたが、これでは、国土交通省の求める空港や港湾施設の耐震基準も確実に満たせなくなっています。
野党も今の国会で辺野古問題の大争点としてこれを徹底追及する構えです。
【動画は下記のリンクからご覧いただけます】
https://youtu.be/Yt4biDXerFQ
【辺野古軟弱地盤に関するニュース記事】
辺野古軟弱地盤 防衛省「強度試験やってない」 国会や取材に虚偽説明
<東京新聞2020年2月8日朝刊>
https://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/202002/CK2020020802000144.html
辺野古軟弱地盤 70メートル以深のデータ存在 防衛省は設計に反映させず
<琉球新報2020年2月9日>
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-1071228.html
辺野古70メートル超も軟弱地盤改良工事根拠崩れる
<しんぶん赤旗2020年2月9日>
https://www.jcp.or.jp/akahata/aik19/2020-02-09/2020020901_01_1.html
社説[70メートル以深も軟弱地盤]工事強行のツケ次々と
<沖縄タイムス2020年2月11日>
https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/533381
<社説>深部に軟弱地盤 新基地建設根拠は崩れた
<琉球新報2020年2月12日>
https://ryukyushimpo.jp/editorial/entry-1072557.html
軟弱地盤 設計水準満たさず 辺野古護岸「最悪崩壊する」 実測値、専門家試算
<東京新聞2020年2月16日朝刊>
https://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/202002/CK2020021602000122.html
沖縄の新基地建設「護岸が崩壊する可能性」 地質学専門家が試算 軟弱地盤が影響
<沖縄タイムス2020年2月17日>
https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/535676
辺野古新基地護岸、崩壊恐れも専門家ら軟弱地盤データ基に検証国の港湾基準満たさず
<琉球新報2020年2月17日>
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-1075340.html
本部港で土砂搬出”軟弱地盤”の研究者の指摘とは
<琉球朝日放送2019年4月25日>
https://www.qab.co.jp/news/20190425114501.html