戦後75年、20万余の犠牲者に捧ぐ平和の決意
今年は戦後75年の節目の年にあたります。
苛烈を極めた沖縄戦では、沖縄のほとんどが焼き払われました。
終戦直後に食糧難が続いていた当時、私たちの先達たちは、海を越えて県系移民に窮状を訴えました。県系移民は団結し、船でハワイから「生まれ島」へ豚を550頭送り戦後復興を支えました。
沖縄戦により焼失した首里城も復帰20周年にあたる1992年、多くの関係者の奮闘によって復元され、今日、沖縄のアイデンティティの象徴となりました。
沖縄県民は、たとえどのような苦境にあっても、立ち上がり、世界のウチナーンチュのネットワークを駆使して、県民の誇りと尊厳を守るため心を一つにその時代を生き抜いてきました。
昨年から続く、首里城火災、豚コレラ、新型コロナウイルスも必ず「沖縄のこころ」を一つにすることで乗り越えていくことができると信じています。
「平和で誇りある豊かな沖縄」を実現するため、
グスーヨー マキテーナイビランドー チバラナヤーサイ!
2020年4月28日
辺野古新基地を造らせないオール沖縄会議