本の紹介 〈会社〉と基地建設をめぐる旅
会社と基地関係を本に 東京の加藤さん
辺野古受注問い 刊行
辺野古新基地建設に関わるゼネコンなどに受注をやめるよう東京で働きかけている加藤宣子(のりこ)さん(55)=東京都=がこのほど、著書「〈会社〉と基地建設をめぐる旅」を刊行した。
大成建設や國場組など県内外の企業の社史を読み込み、全国のゆかりの地を取材。
「他にない本ができた」と語る加藤宣子さん(左)と 木瀬貴吉さん(発行者)
加藤 宣子 著
ジャンル;社会・歴史
四六版、並製、176 ページ
【2024 年 11 月 25 日初版発行】
辺野古をはじめとする基地建設と〈会社〉の関わりを明かす一冊。
価格:¥ 1,800+税
発行 ころから Tel. 03-5939-7950
〒114-0003 東京都北区豊島4-16-34-307
著者紹介
加藤 宣子 かとう・のりこ さん
1969 年生まれ。慶應義塾大学卒(社会学専攻) 。大学在学中に NGO ピースボートに関わったのを契機に市民運動に参加。以後、環境 NGO ASEED JAPAN 事務局長、(財)水俣病センター相思社職員。2001 年から辺野古の運動に関わり始め、ジュゴン保護キャンペーンセンター、辺野古への基地建設を許さない実行委員会、沖縄意見広告運動で活動。
2014 年から Stop!辺野古埋め立てキャンペーン発起人、共同代表。共著に『NGO 運営の基礎知識』(アルク)、共訳に『戦争中毒』(共同出版)がある。