オール沖縄会議

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【[集会報告7月7日]辺野古新基地建設断念を求める県民集会】

【 7月7日活動報告 ジュゴン・サンゴを守れ!土砂投入を許さない!辺野古新基地建設断念を求める県民集会 】

国・防衛省は、8 月 17 日から辺野古崎への埋め立て土砂の投入を沖縄県へ通 知した。現在行われている埋め立て法による環境アセスを無視した数々の違法 工事は、仲井真前知事が退任の 4 日前に承認した追加申請によるものである。
私たちは沖縄県民の民意を踏みにじり続け、違法工事を正当化し、強行して きた安倍政権と沖縄防衛局に対し強い怒りを持って抗議し続ける!
私たち沖縄県民は最後まで決してあきらめない!沖縄防衛局は今すぐ違法工 事をやめろ!
私たちは豊かな生物多様性を誇る辺野古・大浦湾の美ら海に新たな基地を造 らせない。翁長雄志沖縄県知事を支え、沖縄の地方自治と日本の民主主義を守 るためこの不条理に全力で抗い続けることをここに宣言する。

一、土砂を投入して希少なサンゴ類、ジュゴンやウミガメが生息する海草藻 場を破壊させない。

二、沖縄高専、久辺中学校・久辺小学校、久辺郵便局、集落等は、米国の安 全基準(滑走路の周囲 2286m の範囲の高さが標高 55.7m)である高さ制限を 超えている。児童生徒と住民の生命と財産をないがしろにさせない。

三、大浦湾側には活断層の疑いが、その付近の海底は超軟弱地盤である。
辺野古新基地の立地条件を見直し、建設計画の白紙撤回を求める。

以上、

2018年7月7日(土)
辺野古新基地を造らせないオール沖縄会議

【 県民集会知事あいさつ 】

ハイサイ グスーヨー チューウガナビラ
沖縄県知事の翁長雄志です。 「ジュゴン・サンゴを守れ!土砂投入を許さない!辺野古新基地建設断念を求
める県民集会」開催にあたり、御挨拶を申し上げます。

本日の県民集会を主催しております関係団体の皆様、そして本日お集まりの多 くの皆様には、辺野古新基地を造らせないという決意でもってお集まり頂いてい ることに心から感謝申し上げます。

辺野古新基地建設に反対する県民の民意が繰り返し示され続けているにもかか わらず、その民意を無視し新基地建設を強行する政府に対し多くの県民が激しい 怒りを抱いていることを、改めて強く感じています。

このたびは、私の体調の面で、皆様には大変ご心配をかけておりますが、手術 も成功し、現在、定期的に通院し治療を行っており、しっかりと病気の治療を行 いながら、1日1日公務を着実にこなしていき、県民からの私に対する負託に応 えたいと考えております。

辺野古新基地建設については、法令等に基づき知事の権限に係る手続を経る必 要があるにもかかわらず、政府は留意事項に付した事前協議が調う前に工事を強 行しており、県としては、環境保全措置等の確認ができないことから、再三にわ たって行政指導を行っているところです。

また、情報開示請求で明らかになった沖縄防衛局が実施した地質調査の報告書 では、C護岸計画箇所付近において、軟弱地盤であることが判明しております。 県としては、地質調査の結果、地盤改良工を追加する場合には、設計概要の変更 になる可能性があると考えておりますが、かかる検討の結果も県に一切示されて おりません。

政府は、県の求めに対しても真摯に向き合うことなく工事を強行し続けてお り、8月17日には埋立土砂を投入するとしております。サンゴの移植、石材 の海上運搬、海草の移植など自ら示した環境保全措置をも適切に実施する ことなく、護岸工のみならず埋立土砂を投入する埋立工にまで着手しよう としていることは自然環境への配慮を欠くだけではなく、民意をも無視し たものと言わざるを得ず、このような政府の姿勢は到底容認できるもので はありません。

政府は、なりふり構わず埋立工事の既成事実を作り、県民のあきらめを誘おう としていますが、私たちは県民の生命と財産、将来の子や孫の安心や安全のため、 決してあきらめるわけにはいきません。

辺野古・大浦湾の海は、ジュゴンが命を育み、美しいサンゴに彩られた豊かな 海です。未来の沖縄、そして世界を担う子ども達のために豊かな自然を残すこと は我々の責任であり、辺野古・大浦湾を埋め立て、破壊する新基地建設は絶対に 許されるものではありません。

一方、これまで厳しく対立していた米朝において、史上初めてとなる首脳会談 が開催され、県としましても、東アジアにおける緊張緩和に繋がるものであると 考えております。このような流れをも顧みることなく、20年以上も前に合意した 辺野古新基地建設工事を推進する政府の姿勢は、全く容認できません。日米両政 府においては、辺野古が唯一の解決策という固定観念にとらわれずに、普天間飛 行場の国外、県外移設について再検討すべきであると考えております。

現在、多くの県民の皆様の最大の関心事は、「いつ撤回をするか」ということ だと思います。そのような皆様の思いは、私の胸にもしっかりと届いております。

「辺野古に新基地を造らせない」との私の決意は微塵も揺らぐことはなく、ま た、気持ちを一つに日々活動している皆様のご支援に支えられています。撤回に ついては、法的な観点からの検討を丁寧に行っており、環境保全措置などについ て看過できない事態となれば、私は躊躇なく、必ず撤回を決断します。

今後も、県民に対する基地負担の押し付けに反対し、辺野古新基地建設反対、 オスプレイの配備撤回、普天間飛行場の5年以内の運用停止と危険性の除去、早 期の閉鎖・撤去の実現に取り組む不退転の決意を皆様にお約束し、私の挨拶とい たします。

平成30年7月7日 沖縄県知事 翁長 雄志